<北海道バイオガス研究会シンポジウム2017>
北海道におけるバイオガスプラントの普及と課題について
2012(H24)年7月1日に施行された「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」により、日本においても再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)が始まりました。バイオガスによる発電電力もFIT制度の対象となり、北海道内のバイオガスプラントは年々増加しています。
2000(H22)年に発足した北海道バイオガス研究会では、現地検討会やシンポジウムを通じてバイオガスプラントの改善、バイオガスのエネルギー利用、消化液利用など、さまざまな視点からの議論を続けてきました。FIT制度の施行後、バイオガスのエネルギー利用が注目されてきましたが、バイオガスプラント導入の本来的な目的である家畜ふん尿の利活用についての諸課題が解決されたわけではありません。
そこで北海道バイオガス研究会では国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所との共催で、バイオガスプラントによる家畜ふん尿の利活用について、これまでの研究会の歩みを整理すると共に、今後に向けた課題を議論するシンポジウムを開催いたします。
開催日時 : 2017(H29)年10月11日(水) 13:15〜17:00 (総会11:30〜12:15)(意見交換会17:30〜19:30)
場 所 : 国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所 講堂
(札幌市豊平区平岸1条3丁目1-34 地下鉄南北線 中の島駅より徒歩3分)
主 催 : 北海道バイオガス研究会
共 催 : 国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所
定 員 : シンポジウム70名(定員になりしだい、受付を終了いたします) 意見交換会30名(意見交換会は定員に達しました)
参加費用 : シンポジウム
無料 (意見交換会3,500円)(意見交換会は定員に達しました)
【参加申込方法】
下記(1)〜(4)(5)を明記の上、2017年10月4日(水)までに電子メールまたはFAXでお申し込み下さい。
(1)申込者氏名(ふりがな)、(2)所属、(3)電話番号、(4)電子メールアドレス、(5)意見交換会の出欠
【申し込み・問い合わせ先】
電子メールアドレス: 2017simpo@hbiogas.com
FAX番号:011-842-9173
国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所 寒地農業基盤研究グループ 資源保全チーム
担当:中山(電話番号:011-841-1754)
【北海道バイオガス研究会シンポジウム2017】
13:15〜13:20 開会挨拶(北海道バイオガス研究会 会長 松田從三 氏)
13:20〜13:40 北海道バイオガス研究会のこれまでの活動を振り返って
(北海道バイオガス研究会 会長 松田從三 氏)
13:40〜14:00 北海道における新エネルギー導入拡大の取組〜バイオガス関連〜
(北海道経済部産業振興局環境・エネルギー室 省エネ・新エネグループ 主幹 今西昌志 氏)
14:00〜14:20 バイオガスプラントを利用した家畜ふん尿利活用の現状と課題
(北海道バイオガス研究会 副会長 梅津一孝 氏)
14:20〜14:40 休憩
14:40〜15:00 メタン発酵消化液の長期施用が草地土壌の理化学性に及ぼす影響
(国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所 研究員 桑原淳 氏)
15:00〜15:15 最近のバイオガスプラントの動向について
((株)土谷特殊農機具製作所 専務取締役 土谷雅明 氏)
15:15〜15:30 乾式メタン発酵システムの特徴について
((株)ズコーシャ総合科学研究所アグリ&エナジー推進室 室長 廣永行亮 氏)
15:30〜15:45 バイオガス電力買取政策の最近の事情
(コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド 顧問 金子孝文 氏)
15:45〜16:55 総合討論
(オーガナイザー:北海道バイオガス研究会 副会長 干場信司 氏)
16:55〜17:00 閉会挨拶
(国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所 寒地農業基盤研究グループ長 日置綾人 氏)
【意見交換会】
17:30〜19:30 意見交換会(居酒屋らっく 札幌市豊平区平岸1条1丁目 寒地土研から徒歩1分)